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第33回芝浦工業大学後援会定期総会が開催されました

622日(土)、第33回芝浦工業大学後援会定期総会が豊洲キャンパス・オンラインにてハイブリッド開催されました。

実に5年ぶりの対面開催となった今回、全国6支部の後援会役員をはじめ、計339人(対面参加:228人、オンライン参加:111人)が参加しました。

 

定期総会に先立って実施されたキャンパスツアーには先着50名の保護者らが参加し、学生スタッフがキャンパスを思い思いに案内しながら紹介を行いました。本部棟の阿出川シアター、体育館、オープンラボをはじめ、図書館や大学生協、研究棟ラーニングコモンズなど、学生が普段利用している施設を見学できる機会ということもあり、大変好評でした。

 

総会では、冒頭で宮本明彦会長が挨拶をし、「私も芝浦工大の学び舎を経験した者であり、非常に充実した学生生活を送らせていただきました。そうした中、いつかは大学に恩返しをしたいと考えておりました。ぜひ、皆様と力を合わせて、芝浦工大の学生のために後援会の活動を充実させたいと思っております」と話されました。

議題については、23年度事業及び決算報告・監査報告、24年度事業計画および予算について審議・可決されました。また、宮本会長をはじめ今年度の役員が選出されると、会場からは拍手が送られました。

退任役員の紹介では、代表して深井弘志前副会長へ山田学長より感謝状が贈呈されました。深井前副会長はこれまでの活動を振り返り、「芝浦祭での地方特産品の販売、勉強会等の活動を通じて、多くの方々と親睦・交流を深めることができました。とりわけ、全国8ヶ所で開催した地域交流会では多くの保護者の方々から、お子様や大学に対する熱い思いをお聞きすることができました。これからも後援会が全国の保護者の皆様にとって良い親睦・交流の場となり、大学に集われる学生を支援する会として益々発展されることを祈念しています」と述べられました。総会ではこのほか、後援会の活動を支援していただいている賛助会員2社(エスアイテック、関東自動車)が紹介され。出席者全員からの感謝の拍手が贈られました。

 

続いて、「やまだの想う芝浦工業大学の未来」と題し、山田純学長による特別公演が行われました。山田学長は、近年、特に力を入れて取り組んでいる「国際化」、「研究力の強化」、「教育改革」の3点について触れ、留学プログラムの充実やTHE大学ランキングの上昇、24年度の工学部課程制移行をはじめとした各学部・学科のカリキュラム刷新等について紹介しました。さらに、2027年の創立100周年に向けて掲げる長期ビジョン「Centennial SIT Action」の達成に向け、引き続き各方面の取り組みを強化していくとし、「芝浦にいたこと、関わったことを誇りに思える大学」を目指すという意気込みの言葉で締めくくりました。

 

その後、キャンパス内の生協カフェテリアに場所を移して開催された懇親会には、鈴見健夫理事長、加藤善次郎校友会長をはじめ、校友会役員や各学科主任、大学院教員、事務職員らが参加し、保護者らとの交流を深めました。学科・課程ごとにテーブルが設けられ、同学科のご父母同士や教職員らによる情報交換が活発に行われるなど、大変有意義な時間となりました。